役者として今はできないことも、1年ぐらいでほぼできるようになります

あなたはこのような悩みを持っていませんか?
・役者として今できることが少ない…
・できることが少なくて焦っている
・もっともっとできることを増やしたい…!

結論としては、焦らずに1年ほど自学や訓練をすれば、たいていのことはできるようになります。

私、三天屋 多嘉雄(みそらや たかお)は、10年以上もの期間役者を、そして監督・脚本家を生業としてきました。その経験として、役者の演戯の成長について詳しくお話させていただければと思います。

監督・脚本家 三天屋 多嘉雄(みそらや たかお)

東京工業大学大学院 社会理工学価値システム 文化人類学 学術修士取得。 芸歴80年・松尾芸能賞(※1)受賞者の沢竜二に弟子入りし、10年に渡り修行。 弟子入りしてわずか3年という沢一門でトップクラスのスピードで花形座長になり、年間400本を超える舞台に立つ。 ニューヨークでの一座公演を成功させ、当時の地元紙に取り上げられる。 企業ドラマ「人生のメソッド」シリーズの脚本・監督を務め、大賀屋薬局編、英進館編、明治産業編など合計で83.9万回以上Youtubeで再生される。 (※1)松尾芸能賞とは、高倉健や西田敏行など名だたる演劇人に与えられる賞。

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1年で基礎はできるようになる

唐突ではありますが、石の上にも3年なんて言葉があります。
仕事でも芸事でもなんでも、3年もすると、ようやく上手くいかなかったり上手くいったりと、何かしら成果が出ます。

ただ、3年など年月がたって、1人前という意味ではありません。
どちらかというと、何かが始まる準備段階が整います。
あくまでも準備段階が整っているだけなので、上達すること自体が、すなわち、プロフェッショナルということではありません。

しかし、上達を実感している本人としては、どんなに演戯が好きだという人でも、残念ながらレッスンばかりを1年続けていると飽きてしまいます。仮に、本番の舞台を踏み始めると、今さら基礎的なレッスンを受けても…と必要性すら薄れてきてしまいます。必要性が薄れるは、1年でだいたいできるようになっているからです。

実は、大体できると感じることは、非常に危険な落とし穴でもあります。つまり、できるようになったと満足してしまう傾向があります。言い換えると、本人の中で「1年も勉強したから、もう必要ない」だとか、何かしら感情がわいてくるはずです。

2~3年目をどう過ごすか?

さあ、問題はここからです。最初の1年を踏まえた上で、2年目、3年目に向けてどうしていくか、どう過ごすか。心構えというものがいります。

結論を先にお伝えすると、実は、2年目、3年目もスキルアップ・上達・成長のための行動をすべきです。

今回は、あくまで、オーソドックスな環境を想定しています。明らかに、環境が悪い場合は除きますが、2年目に何も成果が出せずにいる人が、会社や環境のせいにして退社するのは少し早いです。
環境の悪いところで、我慢する必要はありませんから。

2年目は、上達期です。もちろん個人差はあるかもしれませんが、結果問わず真面目にやっていればスキルは磨かれているはずです。
実は、最初の1年目は、2年目と3年目ための準備行為だと言えます。
例えば、何かの仕事で独立をして起業したいと考えたとします。
1年かけて勉強をすれば、何かしら身についていきます。例えば、動画編集で考えた場合。結局、使いやすいソフトを使っているわけですから、使い方を知り簡単な編集もできる。ただ、最初の1年で「この武器だけでは、足りない…」とよくわかるはずです。なので、ここからプロになるために上達しなくてはいけないわけです。
さらなるスキルアップを目指していくのが、2年目です。
人から頼まれることをこなしながら、自分自身でも色々試せるようになるはずです。失敗をしながら、段々と上達していきます。
そして、1~2年目の準備期間があってはじめて、3年目の成果につながります。

たしかに、1年もたつと、踊り・歌唱・演戯の分野で上達を感じられます。しかし、それはゴールではなく、実は、2年目、3年目のための積み立てです。

まとめ

・役者として今できることが少ない…
・できることが少なくて焦っている
・もっともっとできることを増やしたい…!

といった悩みを持っている人は多いでしょうが、焦らずに1年ほど自学や訓練をすれば、たいていのことはできるようになります。

例えば、私、三天屋が運営しておりますFUKUYOUの演戯レッスンを、役者の方が1年続けた場合を考えてみましょう。レッスンを受ける人によって、個人差はあるため、100%の成長を保証はできません。しかしながら、今までの受講生の多くは、ハッキリと成果を実感しています。

通常で考えれば、演戯レッスンでは成果を出しにくいものです。だからこそ、何とか成果を感じられるよう、私も試行錯誤しているところですが、今のところ、成果を感じてくれている人の割合は高いです。

理論を覚えつつ、感覚的な修行・訓練をするわけです。成長課題と思われる個所を自覚し、成長課題をこなしていきます。ほとんどレッスン受講生は一年で、メキメキと上達をします。外目から見ていても「以前よりも上達したな〜。」感じられます。

Fukuyouアクターズスクール一同、 全力であなたに貢献しますので、役者として成長したい方は、まずはお気軽にHPよりご連絡いただけますと幸いです。

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